助産師による個別の保健指導を行う外来です。指導は、妊婦初期10w頃の初期妊婦指導、出産間近にひかえた35wの分娩前相談があります。安心して妊娠〜出産〜育児に望める様にアドバイスさせて頂きます。
予約があれば、いつでも、どんな事でも相談に応じますのでご利用ください。

また、36w以降の妊婦健診のNST(ノンストレステスト)はここの外来で行っております。助産師が対応しておりますので、お声をかけてください。

妊婦指導

後期妊婦指導
(集団、対象: 32W〜43W)

乳房計測とエコー
おっぱいについて(マッサージ: SMC方式、乳房管理学)
お産に向けてのお話し(入院の仕方〜産後について)
呼吸法について
お産の経過について

母親学級

母親学級スケジュール
前期母親毎月第2火曜日
後期母親毎月第1火曜日です。
前期母親学級(対象: 12W〜/時間: 13:30〜16:00)

妊娠の経過について(妊娠期間と分娩予定日 胎児の発育など)
初期の母体の変化について(つわりなど)
日常生活について
妊娠中期以降の異常について
赤ちゃん用品の準備
栄養士による栄養指導
おっぱいについて(マッサージ: SMC方式、乳房管理学)

後期母親学級(対象: 28W〜32W/時間: 13:30〜16:00)

妊娠後期における異常について
入院に必要な物品について
分娩が近づいた兆候
入院の仕方
おっぱいについて(マッサージ: SMC方式乳房管理学)

分娩前相談

お産は、お母さんにとっても、赤ちゃんにとっても、とても大きなイベントです。
初めての方は、お産に向けて色々な不安もあるでしょう。でも、一つ忘れてはいけない大切なことは、常にお母さんのお腹の中には、一緒に大イベントを迎える赤ちゃんがいるということ。一人で悩まず、周りの情報に惑わされず、助産師に相談しながらご自分の体調、心に合わせてお産に臨みましょう。
主に、NSTで赤ちゃんの様子を見ながら助産師と一対一でお話しをします。お産に向けての希望、立ち会い分娩の希望など、お産についてご相談ください。


当院では、母乳による育児、母乳哺育を勧めております。
快適な母乳哺育をするためには、お母さん自身がおっぱいをケアできること(自己管理=SMC方式=セルフ・マンマ・コントロール)が大切です。
妊娠中から指導を行い、出産後スムースに母乳哺育が始められるように整えており、断乳まで関わりをもっています。
お母さん主体でおっぱいのケアをし、トラブルを未然に防ぐ、もしくは、早期発見し、助産師と二人三脚で母乳哺育の確立を目指しています。
全てのおっぱいの指導は助産師が担当しますが、授乳指導介助には母乳保育士も関わりをもっています。

乳房外来

当院では、母乳による育児、母乳哺育を勧めております。
快適な母乳哺育をするためには、お母さん自身がおっぱいをケアできること(自己管理=SMC方式=セルフ・マンマ・コントロール)が大切です。
妊娠中から指導を行い、出産後スムースに母乳哺育が始められるように整えており、断乳まで関わりをもっています。
お母さん主体でおっぱいのケアをし、トラブルを未然に防ぐ、もしくは、早期発見し、助産師と二人三脚で母乳哺育の確立を目指しています。
全てのおっぱいの指導は助産師が担当しますが、授乳指導介助には母乳保育士も関わりをもっています。

乳房外来(要予約)
外来受付時間月〜金 8:30〜11:00(予約制・電話でご予約ください)
TEL0266-28-6100(代表)
赤ちゃんの体重チェック

授乳の時間に合わせて来院していただき、授乳前後の赤ちゃんの体重を測定し、直母量をチェックします。

直母練習

産後、直接母乳が確立できない場合、退院後、乳房外来にて直母練習を個別で対応いたします。

乳房トラブル

お電話してからご来院ください。10時ころまでにご来院できるよう、早めに連絡をお願いします。
(休日夜間のトラブルは、スタッフが対応し、助産師と連絡をとります)

断乳指導

断乳を考える1ヶ月までにご相談ください。断乳スケジュールを作成し、トラブルなく終了できるようサポートしています。

なぜ母乳がいいのですか?

赤ちゃんにとって充分な栄養が母乳に含まれています。
お母さんから出る母乳には、わが子に合った母乳の成分が出るように自然にできているんですよ。

免疫がたくさん含まれています。
母乳中には、免疫グロブリンという抗体が含まれていて、病気にかかりにくい役目をもっています。

あごの発達にもよいのです。
母乳を吸うということは、ゴムの乳首よりあごの運動を必要とします。最近、あごの発達の悪い子供がふえているといわれます。赤ちゃん時代からあごをよく使うようにさせてあげたいものですね。

母と子の強いきずながはぐくまれます。
スキンシップにより、お母さんと赤ちゃんの信頼関係が確立され、情緒的にも安定します。

とても経済的で便利です。
母乳はお母さんが普通の食事と生活さえしていれば出るため、とても経済的です。そのうえ、ミルクをつくる手間や消毒の必要はなく、出かける時もミルク用品を持つ必要はありません。

目に見えない大切な「母乳(愛情)」が含まれています。

おっぱいトラブル

授乳中には様々なトラブルがありますが、以下になりやすいトラブル例を揚げました。
基本的に、おかしな症状がでたら医療機関で診察されることをお勧めします。

乳房トラブル
うつ乳

<症状>
母乳が乳房全体、または、一部分の部位に溜まった状態で、痛み、しこりを伴います。
<原因>
乳頭に水泡(乳口部水泡)や乳口炎(おっぱいの出口にできる炎症)ができたり、乳栓が詰まって母乳の排出ができない場合や、直母の後の後搾りが不充分である場合に発症します。主として、赤ちゃんが遊び飲みをする頃に起こります。
<対応>
うつ乳から乳腺炎へと移行しやすいので、原因の除去、搾乳による排乳、局所をアイスノン等で冷やすことが必要です。
<予防>
飲み残し、搾り残しをつくらないようにしましょう。

乳腺炎

<症状>
炎症部分の発赤、自発痛や圧痛を伴うしこりが見られ、局所や全身の発熱がみられます。
<原因>
うつ乳の部分に細菌が感染し起こります。
<対応>
病院で診察を受けましょう。
全身症状が強ければ入院して治療する場合もあります。
<予防>
飲み残し、搾り残しをつくらないようにしましょう。

乳頭(乳首)のトラブル
乳口炎

<症状>
乳口(おっぱいの出口)にできる炎症で、乳頭の先に直径1〜2mmの白色または、白黄色の点として発見されます。
<原因>
赤ちゃんによる乳首の浅飲み・遊び飲みによって起こります。
<対応>
病院で診察を受けましょう。
痛みがあれば直母はお休みしてください。その場合、搾乳した母乳を哺乳ビンで与えましょう。
<予防>
直母時に、深くくわえさせるようにしましょう。

咬傷

<症状>
簡単には、「かみ傷」です。
<原因>
母乳の出が悪いと噛んだり、赤ちゃんの歯の生えはじめはかゆいため、何でも噛むようになり、乳首までも噛んでしまうことにより起こります。
<対応>
場合によっては処方が必要な場合もあるので、病院で診察を受けましょう。
基本的に直母はお休みしてください。
<予防>
直母の前に歯堅めのおもちゃを噛ませるか、または、指の腹やブラシでの歯茎マッサージをしてあげるとよいでしょう。

乳首のカンジダ症/鵞口瘡

<症状>
赤ちゃんの口や、乳首・乳輪にカビが感染した状態です。
乳頭から乳輪にかけ淡白く赤みをおびて見え、かゆみを伴います。
赤ちゃんの口には白いコケ状のものができ、これを鵞口瘡と言います。
3ヶ月未満の抵抗力の弱い赤ちゃんに発生することが多く、その他、母子の抗生剤の長期使用時にも見られることがあります。
<原因>
赤ちゃんの口から、カンジダというカビの感染で起こります。
<対応>
病院での治療が必要です。